Next Generation

http://japan.cnet.com/column/tm/story/0,2000050611,20081388,00.htm

具体的なツールやソフトウェアに関する記事では、最も多かったのがメッセンジャーについての5本だった。思えば最初に書いた記事もメッセンジャーに関したものだったが、SFCの学生からすればごく当たり前の使い方にもかかわわらず、珍しがられることが多いテーマでもあった。

ただし、この使われ方については、2005年度も同じように続いていくかどうかはわからない。学年が1つずつ代わり、上の世代がいなくなって下の世代が入ってくるからだ。新しく先輩になった人たちが後輩に、メッセンジャーでのコミュニケーションをどのように伝えていくか。またその後輩も、先輩からの教えをどのように紹介して自分のものにしていくか。

メッセンジャーircの違いはあれど、SFCもうちの学校も大差無かったわけだ。

irc全盛のうちらの代からそこまでircをいい印象抜きで育ってきた在校生世代に引き継げてない気はするが…

SNS(っていうより、単純にmixi)のほうが関わってる人も多いし、あんまりメッセンジャー/irc(ようはチャットだ)によるリアルタイム性を求めなくなってきたかな?
携帯メールもあるし。

その点、SFCよりは、携帯には疎くはなかったと思う。

最先端とされているかもしれないSFCが、実は世の中の若者の中では遅れてしまっている可能性がある、というご指摘は、先に述べたブログやソーシャルネットワーキングサービスの活用状況と重なる部分があるように思える。

ケータイやブログだけでなく、僕が学部に入学した5年前にも同じような事があった。世の中ではWindowsがマジョリティで、他の大学ではきちんと Microsoft Officeの使い方を教えていたのに、SFCではUnix上でLaTeXによる文書整形を教えていて、学生はMicrosoft Officeの使い方は教わらない。そのため、SFCの友人がWord上の文章に表を貼り付けようとする際、Excelで作成してコピーしてくるのではなく、Word上で表組みをして数字を記入して、電卓で計算した結果を記入しているのだ。いくら同じものができるとはいえ、何だか使い方として感心しない。

別にMS-Officeが最先端だとは思ってないけど、LaTeXで書くはレガシーな手段かな?とは思う。

でも、MS-Officeでもできることではあるんだけど、構造化されたドキュメントを書くんならLaTeXのほうがわかりやすいかな?Officeはその辺よくわからん。

丁度SFCの方がそのことまでふまえてWordとExcelの連動までできるんならそれが一番理想だと思う。まぁ、電卓で計算した〜ってのは確かに感心できるものではないんだが。

SFCのカリキュラムはおいらはよく知らんが、OA近辺をやらずにやるのならそうなってもしょうがないのかな?とは思うんだけどね。

最先端を走ることで、見えなくなる部分もあると思うんだけどね。